ファーム通信 第268号 (か)
2018/03/11
2018年3月11日『268号』日曜日(曇り時々晴れ)
参加者:(し)(た)(め)(か)
本日の作業:
・圃場A 雑草取り・耕運機による耕起
・圃場B ジャガイモ予定地 計測・酸性度確認
・圃場B ニンニク・ラッキウ畝 雑草取り
本日の収穫
・なし
記録写真は・・・>こちら
今冬は、長期予測通り寒かった。
昨年夏以降の天候不順に引き続き、冬場の寒冷の毎日で野菜の高騰が続いた。
白菜は1/4カット200円、白菜を使った鍋が気安く食べれない異状。
大根は1本250円、信じられない値段。
先週末、連日しっかり降った雨のため、土が水分をたっぷり含んで、機械による耕起、草取りには最悪のコンディション。
しかし、ジャガイモの植え付けの日程を考えれば、延ばすわけにはいかない。
7年前のちょうどこの日、未曽有の震災は起きた。
今なお、町も、生活も、人の心も震災前に戻れないでいる。
今朝の新聞に、岩手の高齢者から次のような投書があった。
「震災で逃げ遅れた高齢者を助けようとして命を落とした若者が多くいたと聞く。
若者には、後の復興を果たす力と責任がある。再び遭遇した時は、東北の伝承「てんでんこ」の勇気を持って、自分が生き延びてほしい」と。
長い災害の歴史のなかで培われた、相互信頼の事前醸成から出た伝承だと思うが、それでも助けようとするだろうとも思う。
2月の末に、常陸太田市の30年度予算案が提案された。
中に、「日立笠間線真弓ルート」整備事業(詳細設計・測量など)費が3億円以上予算化する内容の事業案がある。
今度こそ何年か先には、多賀山地を貫く1.6kmのトンネルが出来るかもしれない。
弥生3月も中旬、雨と共に寒気が次第にゆるむ時期、三寒四温を繰り返して次第に暖かくなっていく。(か)